小林涼子、大好きな「大人ドロップ」公開は「“出産”のような気分」
2014年4月2日 13:20

[映画.com ニュース] 池松壮亮主演の青春映画「大人ドロップ」のトークショー付き試写会が4月1日、都内で行われ、飯塚健監督、出演の小林涼子、放送作家の松崎まこと氏、映画文筆家の松崎健夫氏が出席。小林は約1年前の撮影を振り返りながら、「ついに公開まであとちょっと。大切な大好きな作品がやっと届けられるうれしさは、まるで“出産”のような気分」と笑みを浮かべた。
作家・樋口直哉氏の同名小説を映画化。高校3年生の4人の若者が、それぞれ悩みや将来への不安を抱きながらも、少しずつ大人へと成長していくひと夏を繊細なタッチで切り取った。池松と小林のほか、橋本愛、前野朋哉ら実力派若手キャストが顔をそろえた。
小林は、池松演じる主人公・浅井由のクラスメイトで、ちょっと生意気な女子高生ハル役を好演し「ハルちゃんは本当に愛らしい女の子。曲がった見方をすると、自己中心的で奔放な女の子に見えるけど、彼女には彼女なりの筋がある。誤解されないよう、愛せる女の子になればいいなと思った」と役作りを語った。
「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」「風俗行ったら人生変わったwww」などポップな作風で知られる飯塚監督だが、「これまでの作品はわりと早いカット割りやテンポだったけど、それは登場人物の多さやさばききれない情報量があったから。今回は芝居を長く撮れる題材だった」と説明。フレッシュな若手キャストとの仕事は、「本当に“四者四様”で、仲が悪いわけじゃなく良い意味でバラバラだった。特に池松と橋本は今まで一緒に仕事をしたことのないタイプで、用意はしてくるけどその場の瞬発力で反応していく感じ。4人の地が出ていると思う」とそれぞれの個性を引き出した。小林も、「みんなマイペースでとっちらかっているけど、それが良いバランスになっている。役以外でもそうだったし、干渉はしないけれど仲が良いという理想の形だった」と自然体だった。
「大人ドロップ」は4月4日から公開。
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