ワン・ダイレクション「好きっていいなよ。」で世界初の映画主題歌
2014年3月28日 05:00
[映画.com ニュース] イギリスの人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(1D)」の楽曲「ハッピリー」が、川口春奈、福士蒼汰を主演に葉月かなえ氏の人気コミックを映画化する「好きっていいなよ。」の主題歌に起用されることがわかった。1Dが自身のドキュメンタリー「ワン・ダイレクション THIS IS US」以外の映画に楽曲を提供するのは、世界で初となる。
主題歌に起用されたのは、日米英ほか世界31カ国の週間チャートで1位を獲得し、全世界で450万枚、日本でも40万枚を超える大ヒットを記録している最新アルバム「ミッドナイト・メモリーズ」に収録されている「ハッピリー」で、恋する胸の高鳴りをストレートに歌ったラブソング。NTTドコモの学生割引キャンペーンのCMにも出演し、日本でも高い人気と知名度を誇る平均年齢20歳のスーパーグループの楽曲が、突然のキスからはじまり、互いの思いを育てていく初恋物語である「好きっていいなよ。」を、優しく切なく彩る。
映画の製作サイドは「ワン・ダイレクションの爽やかなメロディーとキュンとする歌詞が、映画の世界観にぴったり」という理由から、ダメもとで1D側にオファーを出し続けたそうで、正式に主題歌起用のOKが出た際には、スタッフ、キャストともども驚きと喜びの声にわいたという。
主演の川口は「今、大人気のアーティストなので、ビックリしましたし、とても嬉しかったです。片想いの男子が、好きな子に想ういろいろな感情が曲に出ていて『好きっていいなよ。』にピッタリだなと思いました」と語り、日ごろから1Dの楽曲を聴いているという福士も「好きなアーティストだったので、主題歌のお話を聞いたとき凄く驚きましたし、嬉しかったです」と喜んでいる。
さらに福士は「1Dのメンバー平均年齢20歳、そして僕も20歳。同世代で、かつ海外で活躍されている方々と一緒にお仕事をすることは自分にとって、とても意味があるものだと思います」と刺激を受けた様子で、「I hope One Direction will also enjoy this movie!!」と1Dへ向けた英語のコメントも発表している。
「好きっていいなよ。」は7月12日全国公開。