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行定勲監督、芦田愛菜ちゃんは「イチロータイプ」

2014年3月20日 18:58

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映画作品としては初の単独主演を務めた芦田愛菜ちゃん
映画作品としては初の単独主演を務めた芦田愛菜ちゃん

[映画.com ニュース]人気子役の芦田愛菜ちゃんが3月20日、沖縄・宜野湾で開催中の第6回沖縄国際映画祭コンペティションPeace部門に出品された主演作「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」の公式上映に際し、メガホンをとった行定勲監督とともに舞台挨拶に立った。2度目の沖縄訪問だという愛菜ちゃんは、「沖縄は暖かくて気持ちがゆったりしていて好きです!」と満面の笑みを浮かべた。

映画作品としては初の単独主演を務めた愛菜ちゃんは、口が悪く少し偏屈な主人公の琴子(こっこ)に扮した。兵庫出身ならではの“ネイティブ”な関西弁を披露しているが、「台本がすごく面白くて、こっこちゃんがとっても面白かったので、撮影が早くこないかなとワクワクしていました」と振り返った。

行定監督は、「本当に天才子役なんですが、すごく努力するんです。台本を300回も読むんですよ!」と愛菜ちゃんを称賛。「そんなに読まないです」と謙遜する愛菜ちゃんだが、行定監督は「現場では台本なんて見ないし、僕が設定を変えてもすぐに対応できる。イチロータイプですね」と絶賛した。

撮影中に誕生日を迎えた行定監督に、愛菜ちゃんは似顔絵をプレゼントしたという。行定監督は、「子ども扱いは1度もしていない。撮影方法も変える必要がなかったし、子役のみんながとにかく努力してくれた。どんどん成長していくさまに圧倒された」と述懐した。

西加奈子氏の小説が原作で、大阪を舞台に小学3年生・琴子のひと夏の成長を描く物語。人気アイドルグループ「関ジャニ∞」の丸山隆平が琴子(こっこ)の担任教師ジビキ先生を演じていることでも話題を呼んでいる。

円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」は、6月に公開。第6回沖縄国際映画祭は、24日まで。

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