座長・田中麗奈、稽古場はまさに「きりきり舞い」
2014年3月18日 18:45

[映画.com ニュース] 田中麗奈が主演を務める舞台「きりきり舞い」の公開稽古が3月18日、東京の明治座森下スタジオで行われ、田中をはじめ、共演の加藤雅也、吉沢悠、山崎静代、板尾創路らが稽古に参加した。
江戸の日本橋通油町を舞台に、「東海道中膝栗毛」の作者で知られる十返舎一九(加藤)の娘・舞(田中)が、大酒飲みで借金まみれの父親をはじめ、謎の浪人(吉沢)、葛飾北斎(板尾)とその娘・お栄(山崎)ら“奇人”たちに囲まれながら、夢の“玉のこし”をかなえるために奮闘する姿を描く人情喜劇。
この日は、思いを寄せる相手との結婚を反対された舞が父親と衝突する場面や、娘をバカにされた北斎が娘婿とつかみ合いのケンカを繰り広げる場面など、数シーンの稽古場が公開された。田中は初の時代劇主演に挑み、「稽古場はまさに“きりきり舞い”。光栄だけど、毎日プレッシャーを感じている。皆さんの優しさを身にしみながら、もう努力しかない」と“座長”らしく気を引き締めた。奇人たちに振り回されるという役どころだが、「そこに立っているだけで世界観があるような個性的な皆さんが奇人を演じるので、喜劇だけど笑って楽しめるだけじゃない、変わったユニークさがある」と見どころをアピールした。
加藤も、「人情劇は初めて。泣いて笑える楽しい舞台にしたい」と意欲満々。板尾は、「田中さんが森光子さんのように何千回もやっていけるような舞台になればいいなと思っている。でんぐり返しするシーンを無理矢理にでも入れてほしい」とジョークで笑わせた。
山崎は、「これまでのどの芝居よりも一番セリフが多い。漫才でもこんなにしゃべらない」とセリフの量に四苦八苦。山崎とのかけ合いが多い田中は、「しずちゃんは本当にかわいらしい。しずちゃんがいるから頑張ろうと思う」と鼓舞し合っていた。
「きりきり舞い」は東京・明治座で4月6~26日に上演される。
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