細川茂樹、「Go!GO!家電男子」のお株奪う“舌好調”ぶりで家電俳優の真骨頂
2014年3月8日 19:35
[映画.com ニュース] ひかりTVなどで配信中のフラッシュアニメを実写と融合させた映画版「Go!Go!家電男子 THE MOVIE アフレコパニック」が3月8日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲などで1週間限定で封切られた。
通常は小さなスタジオコでアフレコをしているポットン役の中山祐一朗、レンジろう役の松居大悟、ドラム役の浜野謙太の家電キャラ3人と、人気声優の花澤香菜が、それぞれ本人役で実写に出演。家電俳優として鳴らす細川茂樹が、LED役でゲスト出演している。
主演の3人はまさかの映画化に戸惑いつつも、「そんなにキャラクターをつくり込んでいるわけじゃないから、(撮影は)楽屋の延長みたいな感じだった」とマイペースを強調。しかし、普段は別のスタジオでアフレコをしている花澤から「家電男子たち独特の温かい空気感が実写でも続いていて素敵でした」と褒められると、三者三様にホオをゆるめた。
細川も、「呼ばれて光栄だったし、3人の空気感をできるだけ壊さないように気をつけた」とチームの結束を絶賛。だが、「3人に近寄るシーンでは、小さいなあという感じ。特に浜野くんは抱っこしたくなるくらいかわいい。2人掛けのベンチに3人で座っているところを見て、この中には入れないと思った」と振り返り、笑いを誘った。
さらに、ファンからの質問コーナーで「注目の家電は?」と聞かれると細川が一気にギアチェンジ。「去年はノンフライヤーがはやったけれど、今年は油を使う電気フライヤー。180度を保って揚げ物が作れるし、一番安い物だと3000円くらい。高くても1万円あれば買える。トースターもそう。2000円くらいから始まって、それで……、やめておきます」と自制しながらも、家電俳優の真骨頂を見せつけた。
またこの日は、フラッシュアニメのシーズン2が配信されることが発表され、花澤が「LEDくんにもぜひ出てほしい。期待しています」とラブコール。しかし細川は、「ポットって今さらねえ。電子レンジでチンというのも、なかなかないし。まあ、(洗濯機の)ドラムはいいとして、制作陣には意見があります」とキャラクターのリニューアルを具申していた。