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アマンダ・セイフライドが「ラヴレース」で演じたポルノ女優を映像で語る

2014年2月19日 17:30

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“時代のヒロイン”役に ヌードも辞さずに体当たりで挑んだ
“時代のヒロイン”役に ヌードも辞さずに体当たりで挑んだ
(C)2012 LOVELACE PRODUCTIONS,INC. ALL RIGHTS RESERVED

[映画.com ニュース] 1970年代に一世を風びしたポルノ映画「ディープ・スロート」の裏側を描く「ラヴレース」で、ヌードも辞さずにヒロインのリンダ・ラブレースを熱演したアマンダ・セイフライドのインタビュー映像が公開された。

同インタビューは、2013年のベルリン国際映画祭パノラマ部門出品時に行われたもの。セイフライドは、72年に公開され、「タイタニック」に匹敵する興行収入6億ドルを記録したと言われる伝説的ポルノ映画の主演女優を演じるに当たって、「恐怖心があった」と振り返る。「実在の人物を演じるのは難しいし、プレッシャーを感じる」と言い、その克服のために、ラブレース本人のインタビューや書籍などを集め「情報が多いから助かった」と話す。そして、「撮影チームに恵まれて恐怖心は消えた。それに撮影の時には、(母親役の)シャロン・ストーンが励ましてくれた」と、周囲に支えられたことで難役を演じ切られたと明かしている。

一般の映画館でも上映され、ポップな作風とポルノを“反体制・リベラルの象徴”とする当時の風潮にも乗り、「ディープ・スロート」は瞬く間に女性やセレブリティまでを巻き込んで社会現象化。アメリカ南部の厳格な家庭に育った“普通の女の子”だったラブレースは、一夜にして時代を象徴する“性革命のシンボル”へと祭り上げられる。

セイフライドは、「彼女の人生を生き抜く強い生命力に感銘を受けた」と話す。スターダムに上りつめたと同時に、いくつもの苦難に見舞われるラブレースを「悲劇的状況を乗り越え、家族を持った。人生を終える前に望むものを手に入れた。彼女の人生は楽ではなかったけど、そんな中でも自分の意見を堂々と述べていた。女性たちに共感して、社会における立場を模索し続けた」と、常にポジティブであり続けたラブレースの生き方に対する思いを吐露している。

ラブレース」は、84年に「ハーヴェイ・ミルク」でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したロバート・エプスタインの共同監督作。ピーター・サースガードシャロン・ストーンロバート・パトリックジェームズ・フランコら実力派も出演。3月1日より全国順次公開。

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