タイムリー? 大泉洋“ねつ造疑惑”の考古学者で新境地「悪い顔を見て」
2014年2月12日 21:15
[映画.com ニュース] 俳優の大泉洋が2月12日、都内で行われた連続ドラマW「地の塩」の完成披露試写会に、共演する松雪泰子、陣内孝則とともに出席。本ドラマで、ねつ造疑惑をかけられる考古学者を演じ「悪い顔した、セクシー洋ちゃんを見て」と新境地をアピール。陣内が「僕は交響曲を作りたい」と別人作曲騒動をネタにすると、大泉は「それ言っちゃダメなんですよ」と大慌てだった。
“神の手”の異名をもちながら、ねつ造を疑われた考古学者・神村(大泉)が、発掘作業中に未解決誘拐事件の被害者の人骨を発見し、事態が思わぬ方向に動き始めるというヒューマンミステリー。連続ドラマW「パンドラ」シリーズの脚本家・井上由美子がシナリオを手がけており、大泉は「ぜひジェットコースターに乗った感覚で、身を任せながら、全4話を一気に楽しんでほしい」と熱弁していた。
大泉が松雪、陣内と共演するのは初めてで「クールな印象の松雪さんなので、怖い人だったらどうしようと思ったが、実際には清楚で優しく、こちらの心が洗われた」「トレンディドラマの大ファンだったので、陣内さんは青春時代のスター」と印象を語っていた。
一方、松雪は「大泉さんは綿密で真摯に役に取り組んでいて、ついていきたいと思った」。歴史教科書の編集者という役どころで「融通の利かない、まじめな女性という空気感を意識した」と役作りを語った。また、主人公・神村の先輩にあたる文部科学省の役人を演じる陣内は「この3人で底抜けコメディをやってみたい」と手応えを示した。
連続ドラマW「地の塩」は2月16日から毎週日曜22時から放送(全4回)。第1話は無料放送される。