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「フルートベール駅で」新鋭R・クーグラー監督「映画を通して新しい見方を提示したかった」

2014年2月11日 09:30

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初来日を果たしたライアン・クーグラー監督
初来日を果たしたライアン・クーグラー監督

[映画.com ニュース] 米カリフォルニア州で一般の青年が警官に銃殺された事件を映画化した「フルートベール駅で」の日本最速試写会が2月10日、都内で行われ、初来日を果たしたライアン・クーグラー監督がティーチインを行った。

2009年元日、3歳の娘を持つ青年オスカーが、米サンフランシスコのフルートベール駅のホームで警官に銃殺されるまでの人生最後の1日を描き出す。「クロニクル」のマイケル・B・ジョーダンが主演を務め、サンダンス映画祭で作品賞・観客賞をダブル受賞するなど、全米賞レースで高い評価を集めた。

27歳の新鋭クーグラー監督は、実在の事件の映画化について「初めてビデオを見た時の悲しみや怒り、混乱、無力さがもとになっている」とインスピレーションの源を明かした。また、「マスコミは外側から人物に迫るけれど、それだと政治的なものなどが加味されて人物が見えにくくなる。僕は内側から外へと心がけた。その人の人間性とは、周囲との関係性から見えてくるもの。彼を知っている人にたくさん話を聞いたよ」と丁寧にオスカー像を作り上げた。

事件が起きた09年といえば、バラク・オバマ氏が初の米国黒人大統領に就任した革命的な年でもあるが、「タイミング的にもひどく困惑した。 事件が起きたベイエリアは比較的リベラルな場所として知られていてオバマへの支持も厚かったし、現実を見直さなければいけなくなった。政治的な快挙はあったけれど、民衆の面ではまだまだ状況はよくなっておらず、改革が必要」と訴えた。

フルートベール駅で」は3月21日から公開。

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