「キャプテンハーロック」、日本映画として仏と伊で歴代1位の大ヒットスタート
2014年2月9日 14:45

[映画.com ニュース] 昨年9月に公開された東映アニメーション製作のフルCGアニメーション映画「キャプテンハーロック」(東映配給)が、フランスとイタリアの両国で劇場公開され、それぞれのオープニング成績が日本の映画作品として歴代1位となる大ヒットスタートを切った。
フランスでは昨年12月25日に237スクリーンで公開。公開初日の観客動員は4万4929人で、フランスでこれまでに公開された日本映画として、歴代1位のオープニング成績を記録。好調なスタートに現地ではスクリーン数を255まで拡大。現時点での速報値では動員70万人、興行収入830万ドル(約8.4億円)を超えた。
また正式招待作品となったベネチア国際映画祭のイタリアでは、1月1日に260スクリーンで公開され、イタリア映画「Un Boss In Salotto」やディズニー映画の新作「アナと雪の女王」に次いで3位にランクイン。スクリーン数も282まで拡大され、現時点での速報値では動員61万人、興収680万ドルを超え、イタリアでの興行成績としては、これまでに公開された日本映画歴代第1位となる快挙を達成した。
さらに、ワーナー・ブラザーズスタジオ(米ロサンゼルス)で1月28日(現地時間)に行われた、第5回「国際3D協会 3D CREATIVE ARTS AWARDS」の授賞式では、「INTERNATIONAL FEATURE - ANIMATED(外国アニメーション映画)」部門で最優秀賞を受賞。昨年11月の「国際3D協会ルミエール・ジャパン・アワード」でのグランプリ受賞に続き、優れた3Dコンテンツとしての作品性や映像クオリティが海外でも高い評価を獲得した。
作品は、企画当初より国内市場のみならず海外市場での展開を狙い、東映アニメーション、また日本のアニメーション業界にとってもエポックメイキングとなる作品を目指してきた。海外でのマーケティング及びセールスを担当するGFM FilmsならびにJosephChou & Co., LLCの助力もあり、現在も80を越える国と地域からオファーを受け、交渉・配給の準備を進めている。
また、ブルーレイ&DVDが2月21日に発売されることも明らかになった。(文化通信)
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