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離別カップルの隠された真実とは…「ある過去の行方」予告編

2014年2月5日 19:40

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「ある過去の行方」の一場面
「ある過去の行方」の一場面
(C)Memento Films Production France 3 Cinema Bim Distribuzione Alvy Distribution CN3 Productions 2013

[映画.com ニュース] アスガー・ファルハディ監督の最新作「ある過去の行方」の日本版予告編が、このほど公開された。

2011年度アカデミー賞外国語映画賞、ベルリン国際映画祭金熊賞など世界の映画祭で絶賛された「別離」をはじめ、イランで現代社会の縮図を描いてきたファルハディ監督が仏パリを舞台にし、初めて外国で撮影を行った意欲作。主演のベレニス・ベジョは、本作でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞している。

主人公マリーは、新しい恋人サミールとの再婚を考え、マリーの元夫のアーマドは正式な離婚手続きのため、テヘランからパリに戻ってくる。しかし、マリーの娘の告白がきっかけで、それぞれの過去や本心が次々と明らかになっていく。サミール役を「預言者」のタハール・ラヒムが演じる。

予告編は、マリーと元夫アーマドの離婚手続きのシーンからスタート。新しい恋人サミールとの新生活をスタートさせようと思った矢先、マリーの娘はアーマドに思わぬ告白をする。母親の恋人の元パートナーが植物状態だという不穏な状況が子どもの口から語られ、登場人物たちが背負う過去と明かされなかった真実が明らかになっていくサスペンスタッチの仕上がりとなっている。

ある過去の行方」は、4月19日からBunkamura ル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

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