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レオナルド・ディカプリオ、“東証”で会見!米俳優では初めての快挙

2014年1月29日 19:00

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(左から)ジョナ・ヒル、レオナルド・ディカプリオ、 マーティン・スコセッシ監督
(左から)ジョナ・ヒル、レオナルド・ディカプリオ、 マーティン・スコセッシ監督

[映画.com ニュース] 来日中の米俳優レオナルド・ディカプリオが1月29日、東京・日本橋の東京証券取引所で主演作「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の来日記者会見を行った。ディカプリオ演じる実在のカリスマ株式トレーダーが味わう栄光と破滅を描く本作。ハリウッドスターが“東証”で会見を行うのは初めてで「この作品にふさわしい場所で、とても光栄に思う。金融危機以降の社会に対する警鐘になれば」と挨拶した。

貯金ゼロから26歳で証券会社を設立し、年収49億円を稼ぎ出した株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの破天荒な生き様をセンセーショナルに描く。第86回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞の5部門にノミネート。会見には、ディカプリオとともにオスカー候補となった共演者のジョナ・ヒル、メガホンをとるマーティン・スコセッシ監督が同席した。

ディカプリオとスコセッシ監督がタッグを組むのは、本作で5度目。今回は共同プロデューサーも兼ねるディカプリオが、スコセッシ監督を口説き落とした経緯があり「登場人物の心の闇を、恐れず露骨に描けるのはスコセッシ監督だけ」と力説。一方、スコセッシ監督は「何よりレオの情熱に押されたよ。単に実在の人物をリアルに描くのではなく、その精神をスクリーンに映したかった」と語った。

また、主人公のビジネスパートナーを演じるヒルは「共演者を高めてくれるアメージングな俳優」とディカプリオを絶賛。ふたりが寿司を食べるシーンを「僕のセリフのせいで、彼がハマチを食べ続けるはめになったんだ。そのせいで体調を崩してしまった」(ヒル)、「きっと50貫は食べたはず(笑)。マグロもあるよ、なんて言いながらね」(ディカプリオ)と振り返っていた。

なお、ディカプリオは本作を最後にしばらく休業することを宣言しているが、今後の去就については語らず。「表現者である以上、リスクを冒すのが役割。今回の役柄は、まさに挑戦にふさわしい役柄だった」とアピールしていた。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は1月31日から全国で公開。

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