人気急上昇の“オネエ”IVAN、カミングアウト後は「モテます(笑)」
2014年1月19日 22:30
[映画.com ニュース] “進化系オネエ”として人気急上昇中のタレントのIVANが1月19日、都内の劇場で行われたペドロ・アルモドバル監督最新作「アイム・ソー・エキサイテッド」のイベントに出席し、観客と共に劇中曲に合わせてダンスを踊った。
アルモドバル監督にとって久々のコメディとして注目を集める本作。機体トラブルで空中旋回を続ける旅客機を舞台に、オネエのキャビンアテンダントやクセのある乗客たちによるブラックに満ちた笑いのドラマが展開される。
IVANは、特注したCAのコスプレ姿で登場。映画はマドリッド発、メキシコシティ行の旅客機が舞台だが、IVANは日本人とスペイン人のハーフの父親、メキシコ人のクォーターの母を持ち、スペイン語も話すことから自らのルーツに深いつながりのある映画として強い思いを抱いているという。物語についても「オシャレにHな感じで、オネエのCAたちも美人じゃないんだけど(笑)、仕種がかわいい!!」と語った。
劇中で、乗客たちがそれぞれの抱える秘密をカミングアウトしていく内容も、IVANの心をつかんだ様子。これまでメンズモデルとして活躍してきたIVANだが昨年、テレビ番組で“オネエ”であることをカミングアウトしており「重なる部分があった」と語る。勇気を出してのカミングアウトにより、幸せをつかんだそうで「いまはモテます(笑)。寄って来やすくなったみたい。男の子と添い寝する機会が増えました」とほほ笑んだ。
「アイム・ソー・エキサイテッド」は、1月25日から公開。