永作博美、瀧本監督作「私という運命について」に主演!江口洋介&宮本信子とタッグ
2014年1月15日 08:00

[映画.com ニュース] 女優の永作博美が、直木賞作家・白石一文氏の人気小説を瀧本智行氏の演出によりドラマ化する「私という運命について」に主演し、主人公の冬木亜紀を演じることがわかった。岡田惠介氏が脚本を手掛ける今作には、永作のほか江口洋介、池内博之、三浦貴大、太田莉菜、藤澤恵麻、塩見三省、森山良子、宮本信子ら豪華な面々が結集する。
永作が演じるのは、バブル崩壊後の激動の時代を駆け抜けた亜紀。ドラマでは、29歳から40歳になるまでの10年間を軸に、数奇な運命をともにした男たちの姿にも焦点を当てる。原作を読んだ永作は、自らの役どころについて「泣きました。人生の不思議がいっぱい詰まっていました。亜紀が自分に、生まれてきて良かった、と思えるような最高の人生につくりあげたいと思っています」と語り、意欲をみなぎらせている。
共演の江口は同僚で元恋人の佐藤康、宮本は康の母・佐智子に扮する。現場でともに撮影に臨んでいる江口を、永作は「誠実さがにじみ出ています」。宮本との共演シーンはこれからだといい、「いま大変楽しみにその時を待っています」と対面を心待ちにしている。初タッグとなる瀧本監督については、「丁寧な演出法に驚きました。現場で時間を大切に使ってキャストの足並みをそろえていく感じが、表面的な熱さとは裏腹に繊細さを強く感じます」と全幅の信頼を寄せている。
江口と宮本もまた、作品のもつ世界観を強くかみ締めている様子だ。「男女ともに人生とは選択の連続であると、つくづく感じました。そしてひとつひとつの出会いに運命を感じたり、感じなかったり、亜紀の運命を大きく左右する康という人物を、同じ時代感をもって自然に演じられたら」(江口)、「このラブストーリーはステキ! 素直になればいいのに! と思う。一寸イライラしますが(笑)、そこがドラマになるのでしょうね」(宮本)。
物語の舞台は、景気が低迷する1993年。大企業で女性総合職第1号として働く亜紀だが、力を持つことも試すことも許されない現状にもどかしさを覚えていた。そんなとき、元恋人の康が事務職として働く後輩と結婚することを知り、胸がざわつく。迎えた結婚式の朝、かつて自分を気に入ってくれていた康の母・佐智子から手紙が届く。「私とあなたは運命を共にするものだと信じていました。亜紀さん、あなたはどうして間違ってしまったのですか」。女性にとって恋愛、結婚、出産、そして死とは……。亜紀はこの言葉に逆らうように、美しくも過酷な運命を自らの意思で切り開こうとする。
WOWOW連続ドラマW「私という運命について」は、3月23日午後10時から放送スタート。全5話で、第1話は無料放送。
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