よしもと新時代の才能育成へ「OmO」新設
2014年1月12日 23:25
[映画.com ニュース] 吉本興業グループのよしもとクリエイティブ・エージェンシーは、YouTubeの「MCN」(マルチチャンネルネットワーク)を活用し、発掘・育成プラットフォーム「OmO」(http://omo.jp.net)を立ち上げ、プロ・アマ問わず自身の才能を動画で表現するクリエイター、タレントの発掘・育成を始めた。
13年末から開始。主要コンテンツのひとつとなる毎日お笑いを届けるニュースサービス「デイリーよしもと」は、12月20日スタートした。 “最近あの芸人がハマっている事” “近頃世間を賑わすあの芸人に真相直撃”など、めったに見られない芸人たちのふだんの姿を、よしもとスタッフが自ら、撮影・制作・配信している。芸人発信企画も数多く予定し、第1弾として品川ヒロシ監督が全編スマートフォンで撮影した「スマホ・オブ・ザ・デッド」の配信が始まっている。
YouTubeの「MCN」とは、複数のYouTubeチャンネルと提携し、一般にサービス、プログラムの作成、資金、相互プロモーション、パートナー管理、デジタル著作権管理、収益受け取り/販売、視聴者の獲得などの面で支援を提供する組織のこと。
よしもとは、新時代のオンラインタレントやクリエイターを積極的に育て、コンテンツを提供していく構え。吉本総合芸能学院(NSC)、よしもとクリエイティブ・カレッジ(YCC)にも新規カリキュラムを導入する。(文化通信)