「キック・アス」シリーズの新旧監督&原作者が語る交代劇の真相とは?
2014年1月6日 14:15

[映画.com ニュース] 特殊能力を持たない普通のオタク高校生が、スーパーヒーロー“キック・アス”として悪に挑む姿を描き、日本でも話題になった「キック・アス」(2010)の続編「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」では、監督が前作のマシュー・ボーンから「ネバー・バックダウン」のジェフ・ワドロウにバトンタッチした。この交代劇について、ボーン監督と原作者のマーク・ミラー、そしてワドロウ監督が語った。
第1弾が成功を収めたことで続編への期待が高まっていたが、ボーン監督は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のメガホンをとるなど多忙だったため、新たな監督を探すことになった。ボーン監督は「他の誰かにという気持ちはあったけど、それでも監督をやってもらうのは何だか変な感じだった」と当時を振り返り、メガホンを託す新監督の条件は、「ハングリー精神があって、情熱的で経験豊かな人。脚本と監督を兼任できる人物」だったと明かす。
そして、脚本をもってやってきたのがワドロウ監督。それを読んだボーン監督は「最高だったよ。コミックへの情熱がある。特に『キック・アス』に対する情熱がね」と絶賛し、原作者のミラーも「ジェフはストーリーを書いて、そのストーリーを監督として皆に届ける。マシューの得意分野を兼ね備えていたのさ。だから、まったく心配はなかったよ」と述懐する。こうして、ワドロウ監督がメガホンをとり、ボーン監督がプロデュースに専念するという体制が整った。
見事、話題作の監督の座を射止めたワドロウ監督のもとには、プロダクションデザインのラッセル・デ・ロザリオ、編集のエディ・ハミルトン、衣装デザインのサミー・シェルドン・ディファーら前作のスタッフが再結集した。ワドロウ監督は、「素晴らしい仕事をしているんだから、わざわざ新しく誰かを雇う理由なんてないさ。マシューからこの貴重な宝箱を受け継いだんだよ」と、スタッフへの信頼とボーン監督への感謝の気持ちを語った。
主人公キック・アス役のアーロン・テイラー=ジョンソンをはじめ、ヒット・ガール役のクロエ・グレース・モレッツ、レッド・ミスト役のクリストファー・ミンツ=プラッセが続投し、元マフィアの革命家ストライプス大佐役でジム・キャリーが新たに参戦。キック・アス率いるヒーロー軍団「ジャスティス・フォーエバー」とレッド・ミスト改めマザー・ファッカーとの攻防を描く。
「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」は、14年2月22日からTOHOシネマズ有楽座ほか全国で公開
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