ワーナーの実写版「ピーター・パン」、激戦の2015年夏公開へ

［映画.com ニュース］　米ワーナー・ブラザースが企画している実写版「ピーター・パン」の全米公開日が、2015年6月26日に決定した。

ジェイソン・フックスが原案と脚本を手がけ、「つぐない」のジョー・ライト監督がメガホンをとる本作「パン（Pan）」は、ジェームズ・マシュー・バリー原作「ピーター・パン」の前章ともいうべきストーリー。孤児の少年がネバーランドにたどり着き、悪い海賊相手に活躍するまでを描く。

キャストは未定だが、悪役の海賊「黒ひげ」役として、ヒュー・ジャックマンが交渉中だと米バラエティが報じている。ワーナーは当初ハビエル・バルデムに同役をオファーしたが、バルデムは辞退したという。「ピーター・パン」の原作に登場する悪役といえばフック船長だが、実在のイギリス人海賊の黒ひげことエドワード・ティーチがそのモデルになっているとされる。

なお、本作の公開が決まった15年夏の公開ラインナップには、「アベンジャーズ　エイジ・オブ・ウルトロン（原題）」、ベン・アフレックが新バットマンに起用された「マン・オブ・スティール2（仮題）」、「ジュラシック・パーク」シリーズ第4弾「ジュラシック・ワールド（原題）」、リブートされる「ターミネーター」第1作、「ボーン・レガシー」続編など大作がひしめきあっている。