A・ホドロフスキー監督のツイッター本が出版
2013年12月26日 18:20
[映画.com ニュース]「ホーリー・マウンテン」「エル・トポ」などのカルト作で知られる、鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー監督によるツイートをまとめた書籍「365 tweets de sagesse」がフランスで出版され、ホドロフスキーがL'EXPRESS誌のインタビューに応じている。
現在84歳のホドロフスキーは、息子の勧めでTwitterを始め、これまで5800以上のつぶやきを投稿し、88万を超えるフォロワーを獲得している。毎日正午に1時間かけて15のつぶやきを母語のスペイン語で作成するそうで、私生活や政治についてはつぶやかず、自作の詩やアートなどに言及したもので、時折俳句も投稿されている。ホドロフスキーの同意のもと翻訳された英語、仏語のアカウントもある。
Twitterを始めたことで「精神や考え方が変った」と話すホドロフスキーは、その魅力を良いドラッグのようだと例え、140文字という文字数の上限があることが集中力を高めると説明。15人だけフォローしている理由は、15がタロットの良い数だからだと明かしている。