「ファイト・クラブ」原作者、続編について言及
2013年12月9日 11:45
[映画.com ニュース] デビッド・フィンチャー監督の映画「ファイト・クラブ」(1999)の原作者チャック・パラニュークが、準備中の続編について語った。
「ファイト・クラブ」の原作は96年に長編小説として刊行され、映画ではエドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム・カーターが、語り手(ジャック)、タイラー・ダーデン、マーラの主要キャラクター3人をそれぞれ演じた。
パラニュークは今夏、サンディゴで開催されたコミコンで、続編はグラフィックノベルの形式をとり、舞台設定は前作から10年後になると明言。そして、このほど米ハスラー誌のインタビューに応じて続編のプロットに言及した。
映画では、ジャックと呼ばれた語り手のことをパラニュークはコーネリアスと呼んでおり、「彼の結婚生活は破綻していて、妻への愛情も消えかけている。典型的な中年の危機だ。同じく、マーラも現状に不満を抱き、かつて恋に落ちたワイルドな男との再会を夢見ている。そしてタイラーが再び現れ、彼らの生活をかき乱すんだ」と語った。
続編は、2015年に刊行される。今のところ、映画化の予定は発表されていない。
「ファイト・クラブ」
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