巨匠ケン・ローチ、第64回ベルリン国際映画祭で名誉金熊賞受賞へ
2013年12月4日 16:03

[映画.com ニュース] 来年2月に開催される第64回ベルリン国際映画祭で、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督にその生涯の功績を称え名誉金熊賞が贈られることが発表された。
映画祭ディレクターのディーター・コスリック氏は、「ケン・ローチは、ヨーロッパを代表する偉大な監督です。人々とその運命に対するあくなき探究心や社会への批判を、様々な映画的手法によって表現してきました」と、ローチ監督と約50年にわたるキャリアを称賛した。
社会派の作品で名声を得ているローチ監督は、同映画祭のコンペティション部門に出品された「レディバード・レディバード」(1994)と「やさしくキスをして」(2004)は国際批評家連盟賞を受賞している。今年の映画祭では、ベルリナーレ・スペシャル部門にドキュメンタリー「The Spirit of '45(原題)」が出品されている。
今回の受賞を記念し、授賞セレモニーで93年の「レイニング・ストーンズ」が上映されるほか、BBC時代の名作「Cathy Come Home(原題)」や出世作「ケス」など10作品の上映を予定していることも発表された。
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