ドウェイン・ジョンソン、自ら主演作「オーバードライヴ」を絶賛!
2013年11月28日 13:45

[映画.com ニュース] 全米興行収入ランキング5週連続トップ10入りを果たした、サスペンスアクション「オーバードライヴ」の日本公開を目前に控え、主演の“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが米ニューヨークでインタビュー取材に応じた。
同作は、友人からドラッグの包みを預かったために逮捕され、最短でも10年という刑期を負うことになった18歳の息子を減刑するため、他の麻薬ディーラーを密告して逮捕に協力することを誓った父親の姿を描く。実話が基になっており、濃厚なドラマとハードなアクションの融合が見ものだ。ジョンソンは、それこそが「僕がこの映画をやりたかった理由なんだ」と明かす。
クライマックスで展開するトレーラーでのカーチェイスなど、今作のアクションは“リアル”であることがポイントだが、「アクションが、感情的な部分とつながりを持っているんだ。この作品にはとても感動的な部分もあれば、とても緊迫した部分もある。しかも心が痛むところもたくさんあるし、絶望的になってしまうような部分もある。そしてそういったさまざまな感情こそがアクションシーンの動機となっていたりするわけだ」と話す。
そして、作品のテーマは「“僕らは家族を守るために何をするのか?”というものだと思う」と続ける。息子を救うために単身危険な巨大麻薬カルテルに接触する父親の姿を、「家族を守るためだったら何だってすると思うんだ。それは、世界中で共通すること。日本であれ、アメリカであれ、どこであれね。家族を守るという概念というのは、いつだって誰にとっても一番大事なこと」と肯定する。
プライベートでは、主人公と同じ父親としての顔を持つジョンソン。劇中では、ガラス越しに服役中の息子と会う面会シーンで、これまでにない熱演を披露している。ジョンソンは、「すごく大変なシーンだった。とても感情的なシーンだったからね」と振り返り、「どれだけこの父が息子を愛していたのか、ということがあのシーンで見ている人たちに明確になる。彼が息子に『お前をここから出してみせる』と言った時、息子は『一体どうやって? まったく気が狂っているよ』と言うわけだけど、でも父は、『信じてくれ、絶対に出してやるから』と言った時にね」と重要性を明かした。
アクション一辺倒だった従来の主演作のイメージを覆す本作。日本のファンに向けて「日本の観客の皆さんは、きっと映画を見終わった時に『素晴らしい映画を見た』と思ってくれるんじゃないかと思うんだ。なぜなら、僕らが素晴らしい映画を作ったと自分たちでも思っているからね」と自画自賛する。そして「こういう映画を見終わったら、きっと日本のファンの皆さんは、映画のふんだんなアクションシーンに満足してくれるんじゃないかと思うし、そして同時に(これまでの僕の映画にはないような)感動を味わえたり、物語の展開について、きっと嬉しい驚きを感じ、満足してくれるんじゃないかと思うんだ」と結んだ。
「オーバードライヴ」は、11月30日から全国公開。
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