ダリオ・アルジェントが挑んだ過激な「ドラキュラ」来年3月公開
2013年11月24日 12:30
[映画.com ニュース] イタリアホラー映画界の異才ダリオ・アルジェントが、「ジャーロ」(2009)以来2年ぶりにメガホンをとった新作「Dario Argento’s DRACULA」(11)の邦題が「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」に決まり、14年3月8日に劇場公開されることがわかった。アルジェント作品初となるR18指定で、過激な描写が話題となったオリジナル版を上映する。
アルジェント監督が脚本も兼ね、美女、血しぶきなどホラーファン垂涎ものの要素をふんだんに盛り込み、ブラム・ストーカーによる怪奇古典小説「ドラキュラ」を映像化。トーマス・クレッチマンを主演に迎え、アルジェント監督の娘で“魔女3部作”の完結編「サスペリア・テルザ 最後の魔女」に主演した女優・映画監督のアーシア・アルジェント、ルトガー・ハウアー、ウナクス・ウガルデ、トーマス・クレッチマン、マルタ・ガスティーニらが共演している。第65回カンヌ映画祭で特別招待作品としてお披露目され、注目を集めた。
1893年、トランシルバニア。ドラキュラ伯爵(クレッチマン)は、仕事を探して村にやってきたジョナサン(ウガルデ)の妻ミナ(ガスティーニ)を見初め、ミナの友人ルーシー(アーシア)らを利用して手に入れようと画策する。同じころ、吸血鬼専門研究者ヴァン・ヘルシング(ハウアー)が、不可解な噂を聞きつけ村を訪れていた。
また、東京・渋谷シネパレス限定で割引キャンペーンが実施される。“毎日がレディースデイ”として、女性は曜日にかかわらず一律1000円で鑑賞できるほか、アルジェント監督が印刷された割引券「ダリオ・アルジェントのお札」を提示すると、男性も1000円で鑑賞することができる。割引券は数量限定で配布され、設置場所は公式サイトなどで発表される。
「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」は、14年3月8日から渋谷シネパレスほか全国で順次公開。
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