岩佐真悠子、全裸で全力疾走の主演映画「受難」イベントで奔放な“性論”を展開
2013年11月20日 20:02

[映画.com ニュース]直木賞候補になった小説を映画化した「受難」に主演の岩佐真悠子、吉田良子監督、原作者の姫野カオルコ氏が11月20日、都内での女性限定試写会の上映前にトークショーを行った。
性器に人面瘡(そう)ができてしまう主人公で処女の修道女・フランチェス子を演じた岩佐は、「フランチェス子にはこれっぽっちも共感できませんでした。男性と付き合ったりセックスをするのは考えることではなく、当たり前のようにその辺りに転がっているものだったから」とあっけらかんと告白。そのため、役づくりに際し処女の気持ちについて友人らに尋ねたそうだが、「皆に『わかんなーい』って言われて。10代とはまた違うし、私の周りには奔放な女性が多いですから」と恥じらうことなく明かした。
その人面瘡にば倒されながらも、「古賀さん」と呼んで親しみを持つという奇想天外な設定にも、「ば倒されっ放しというのは、私の中にはない。間違いなく言い返しますね」と主張。そして、「フランチェス子さんは心の広い、美しい女性なんです」と分析した。
劇中では大胆な濡れ場や全裸での全力疾走などに体当たりで挑戦。これにも、「フルヌードは少し考えましたけれど、全力疾走まではあまり考えなかった。撮影が2月の終わりから3月だったので、寒さで考える余裕もなかった。日常でやったら捕まることですから、なかなかできない体験でした」と堂々と振り返っていた。
映画化の企画が初めて持ち上がったのは11年ほど前だが、小説には女性器を直接表現する単語が頻繁に出てくるなどの理由で、これまでは実現に至らなかったという。今回、岩佐の主演が決まってゴーサインが出たが、岩佐の大ファンだという姫野さんは「ミスマガジンの頃から大好きで、グラビアを切り抜いていた。その岩佐さんが、自分の映画に出てくれたのは今でもウソみたい」と感激の面持ちだ。
これに対し岩佐も、「その言葉が、一番ありがたいですね」と笑顔。そして、「私はこの作品に出て、自分の周りの愛を大切にしようと思うようになりました。皆さんにもいろんなことを感じてもらいたいし、今ある幸せを大切にしてほしい」とアピールしていた。
「受難」は、男性との交際やセックスすることに疑問を抱く処女の修道女が、性器にできた人面瘡と“交流”を深めることで、真実の愛に目覚めていく姿を描く。12月7日から公開される。
(C)2013 姫野カオルコ・文藝春秋/「受難」製作委員会
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