赤川次郎原作「探偵物語」、中国で映画化
2013年11月4日 22:25
[映画.com ニュース] 中国の北京海潤影業有限公司(ハイルン・ピクチャーズ)はこのほど、赤川次郎原作「探偵物語」(KADOKAWA)の中国における映画化開発権を獲得したと発表した。
「探偵物語」は1982年に出版され、83年には薬師丸ひろ子、松田優作主演で映画化された作品。ハイルン・ピクチャーズは中国におけるドラマ製作会社として、過去約20年間で2500話以上のドラマを製作。飛天賞、金鷹賞を受賞するなど、中国では最大手の1社。近年は映画製作に進出し、ジョニー・トー監督の「ドラッグ・ウォー毒戦」などを手がけた。
同社のジョン・ユー副社長は、「今後は積極的に日本のコンテンツを中国で映画化していきたい」とコメントしている。同作の監督・キャストは未定だが、来春に製作を予定している。日本公開未定。なお、映画化にあたり、ツインがハイルン・ピクチャーズに原作を紹介。同社は共同開発で製作に参加している。(文化通信)