東京国際映画祭の“女神”栗山千明が猪瀬都知事を表敬 「東京オリンピック」特別上映も決定
2013年10月10日 13:52
栗山は、2020年の東京五輪開催決定を祝福し、「映画祭も海外からのお客さんに東京の魅力を感じてもらいたいと思います」と意欲。猪瀬知事は、25日のクロージングセレモニーで東京サクラグランプリのプレゼンターを務めることになっており、「映像の持っている力は大変なもの。東京五輪も7年間で、いかに情報発信をしていくかが大事」と応じた。
そして、五輪招致プレゼンに使った東京の写真集とDVDに加え、自身の著書「唱歌誕生 ふるさとを創った男」をプレゼント。対する栗山も、映画祭のオフィシャルグッズなどを手渡し、固い握手を交わした。
さらに栗山は、クロージング後に東京五輪決定を記念し、1964年の記録映画「東京オリンピック」(デジタル修復版)の特別上映が決まったことを報告。IOCが資金を出してデジタルリマスターしたバージョンのワールドプレミアで、猪瀬知事が上映前に舞台挨拶をすることも決まり、「我々が外国から帰ってくると、東京はいいなと思うが、外国の人は体験してみないと分からない。映画を見ることを通して、感動を与えたい」と話した。
栗山は会談を終え、「なかなかこういう機会はないし、恐れ多い方ですけれど、気さくに話していただけました。東京という街が素敵だとあらためて感じることができました」と笑顔。「東京オリンピック」は知らなかったそうで、「私たちの世代でも知らない方がいらっしゃると思う。映画祭はかしこまったイメージがありますけれど、お祭りと思って楽しんでもらえたら」と訴えていた。
また、同席した映画祭の椎名保ディレクタージェネラルは開催を目前に控え「余裕はないが、思っていたことは少しずつできている。周りからも楽しみ、面白そうという声を聞くので、期待できるかなと思う」と手応えをつかんでいる様子だった。
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