菅田将暉、アメフトに没頭した高校時代明かす「いつも汗だくの男だらけ」
2013年10月5日 16:15
[映画.com ニュース] 人気脱力系ギャグ漫画の実写映画化「男子高校生の日常」に主演する菅田将暉、共演の岡本杏理、山本美月、お笑いトリオ「東京03」の角田晃広、松居大悟監督が10月5日、東京・アニメイト池袋本店で公開記念トークイベントを行った。
主人公タダクニを演じた菅田は、「1週間の撮影は楽しすぎて、ただはしゃいでいただけな感じ。かなり幼稚な男子高校生たちだけど、日常で考えるとせつないやつらだなと思う。顔をむくませたり、髪の毛もペタペタにしたり、しょぼさを出したかった」と役作り。自身の高校時代は、「アメリカンフットボール部で部活ばっかりしていたので、周りはいつも汗だくの男だらけ。文化祭ではお化け屋敷をやった」と青春の思い出を明かした。
ヒロイン・りんご役を演じた岡本は、「原作とは髪型から身長から全然違うので色々迷ったけれど、私にしか演じられないりんごちゃんを演じようと思った」。山本も自身の高校時代を振り返り、「風紀検査は顔パス。演劇部に所属していたので文化祭ではお芝居をした。私もずっと女子校で中高時代の男の子を知らなかったので、特に女子校出身の方には映画を見てほんわかしてほしい」と語りかけた。
今年で40歳を迎える角田だが、劇中では生徒会副会長役を演じており「僕も男子校だったので気持ちがよく分かる。クラスのイケてるグループは他校の女子と仲良くしていたけれど、2軍の僕は『けっ』と思いながら長渕剛さんにあこがれて家でフォークギターをかきならす冴えない高校生だった」と青春の日々を述懐。そして、松井監督が作詞、角田が作曲を担当したオリジナル楽曲「男子高校生の日常の歌」を生披露し、会場を盛り上げた。
今時の男子高校生たちの実態に迫り、テレビアニメ化もされて人気を博した脱力系ギャグ漫画を実写映画化。“非モテ”男子高校生のタダクニ、ヨシタケ(野村周平)、ヒデノリ(吉沢亮)の仲良し3人組の日常をコミカルに描く。10月12日からシネ・リーブル池袋ほか全国で公開。