ネットフリックス&アマゾンの影響でコンテンツ価格が上昇
2013年9月15日 17:40

[映画.com ニュース] ネットフリックスやアマゾンの動画ストリーミングサービスが、映像コンテンツの配信料の値上がりを招いていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
米サンフランシスコで行われたテレビの未来に関するカンファレンスNextTV Summitで、Redbox Instantのショーン・ストリックランド社長は、「アマゾンやネットフリックスが独占配信権を狙っているため、競争がずっと厳しくなった」と発言。かつてはHBOやShowtimeといった米有料チャンネルが人気コンテンツの獲得を争っていたが、現在では乱立するストリーミングサービスが配信料をつり上げているという。
Redbox Instantなどの後発にとっては不利な状況だが、メディア企業にとっては有益な話だ。先日、アップルの最新スマートフォンのiPhone 5SとiPhone 5Cが発表となったが、メディア企業やストリーミング業者がより大きな期待を寄せるのは、2カ月前に発表されたグーグルのクロームキャストというデバイス。クロームキャストをテレビに接続すれば、すぐにインターネットTVを閲覧することができる。販売価格も35ドルと手頃なこともあり、ストリーミング動画の利用者はさらに増えそうだ。
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