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阿部サダヲ&竹野内豊、「謝罪の王様」NYプレミアで“わき毛ボーボーダンス”

2013年9月6日 22:00

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自由の女神像をバックにポーズ をとる阿部サダヲと竹野内豊
自由の女神像をバックにポーズ をとる阿部サダヲと竹野内豊

[映画.com ニュース] 阿部サダヲ主演作「謝罪の王様」の米ニューヨークプレミアが9月4日(現地時間)、同所の総合文化施設リンカーン・センターで行われた。渡米した阿部と共演の竹野内豊は、舞台挨拶やティーチインに登壇したほか、物語のキーとなるポーズとして作中にたびたび登場する「わき毛ボーボーダンスの自由の女神ポーズ」を本物の自由の女神像の前で披露した。

謝罪の王様」は、主演の阿部と脚本の宮藤官九郎、監督の水田伸生が、「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」に続き3度目のタッグを組んで生み出したオリジナルコメディ。さまざまな難局を謝罪することで解決する東京謝罪センター所長の黒島譲(阿部)が、土下座を超える“究極の謝罪”を編み出し、日本の危機を救う姿を描く。

上映前、2人は自由の女神像を訪れ、作中で物語の鍵を握る「わき毛ボーボーダンスの自由の女神ポーズ」を本物の自由の女神像をバックに披露し、記念撮影を行った。さらに、タイムズスクエアやブルックリン橋といった、ニューヨークの観光名所で次々とポーズを決めた。阿部は「本当にニューヨークに来て、自由の女神と一緒にポーズをとるなんて台本を読んだ時点では考えていなかったのでびっくりしています」と喜び、竹野内も「観光客が多い中、みなさんがほほ笑ましく見てくださっていたので安心しました」と話した。

夜に行われたプレミアでは、上映前の舞台挨拶で阿部が「今回が初ニューヨークなのですが、こうしてここに来ることができて嬉しいです。スタッフに英語で話すように言われたんですけど……ごめんなさい、英語は話せません。大変、申し訳ございません!!」と、さっそく土下座をして謝罪。上映中も笑いは絶えず、上映後のティーチインでは日本独自と言われる「謝罪文化」に興味津津のニューヨーカーから多数の質問も飛び交うなど盛況だった。

阿部は「笑ってくれている人が多くて嬉しかったです。僕は、本当は謝るのが好きではないので土下座の経験はないんですけど、笑いが起きていたから土下座ってやっぱり面白いんだなあって思いました。謝ることは、トラブルの解決になることはもちろん、和やかに過ごせる道具でもあるんだと思います。ちなみの僕のメールの『す』の最初の言葉は『すみません』です(笑)」と話し、手ごたえを感じているようだった。

謝罪の王様」は9月21日全国公開。

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