新スーパーマンのヘンリー・カビル、空を飛べたら「富士山の頂まで」
2013年8月22日 13:30

[映画.com ニュース] 世界的ヒーロー「スーパーマン」を斬新にリブートした話題作「マン・オブ・スティール」でタイトルロールを演じるヘンリー・カビル、ザック・スナイダー監督、製作のチャールズ・ローベン、デボラ・スナイダーが8月22日、都内で会見した。スーパーマンという大役に抜てきされた新星カビルは、「人生がドラマチックに変わった。仕事の面で注目を浴び、やりたい作品を選べるようになったことはとても大きい。プライベートでも道を歩いていると声をかけられるようになったし、気軽にスターバックスコーヒーへ行けなくなった(笑)。ポジティブにとらえているよ」と心境の変化を明かした。
本作では、カビル演じる無敵の青年クラーク・ケントがスーパーマンとなるまでの、これまで描かれてこなかったスーパーヒーローの誕生秘話を描く。「ダークナイト」のクリストファー・ノーランが製作を務め、共演にケビン・コスナー、ラッセル・クロウ、エイミー・アダムスら豪華キャストが結集した。
昨日開催されたジャパンプレミアにも一同はそろって参加し、スナイダー監督は「熱いファンがたくさん来てくれて最高だった。監督にとって映画製作はとてもパーソナルな作業だけど、そこに最善の力を尽くし、観客に満足してもらえることほどうれしいことはない」。また、本作のスーパーマンはトレードマークの赤いパンツを履いていないが、「赤いパンツありのバージョンも考え、パンツの起源を長く話し合った(笑)。おそらくビクトリア王朝時代の屈強な男たちが元になっていると思うけれど、もう21世紀なのでルーツはいいんじゃないかと一新したんだ」と裏話を明かした。
さらに先日、本作続編にバットマンが登場し、DCコミックが誇る2大ヒーローが映画で初共演を果たすことが発表されたが、スナイダー監督は「神話的要素をよりリアルなキャラクターに落とし込んでいる段階。バットマンはオーランド・ブルームって噂があったけど……どうなるかな。これ以上は話せないんだ」とファンの期待をあおった。
本作は全世界43カ国で初登場1位を記録し、世界興収は6億4000万ドル突破の快進撃を続けている。デボラは、「スーパーマンの人間性や家族の関係性などテーマは普遍的。75年の歴史をもつスーパーマンだけど、若い世代にも楽しんでもらえていることもスリリング。今の時代にもヒーローは必要だし、スーパーマンが象徴している希望も求められていると思う」とヒットの要因を分析。ローベンも、「アクション大作でスケール感もあるけれど、人間味があり感情移入のできる物語が成功の鍵となったのでは」と語り、タイトル革新の理由を「数々のテレビシリーズもあったし、最近では『リターンズ』もあった。続編ではなく、今回の作品は今までとは違うも新しいものだということを主張したかった」と説明した。
また、先日「私だってスーパーマンになれる!」と宣言した芸人の渡辺直美が、取材記者としてスーパーマンのコスチューム姿で会見に出席し、カビルに「スーパーマンのように空を飛べたら日本のどこに行きたい?」と質問。カビルは、「良い質問だね。もっと日本を知っていたらピンポイントで答えられるんだけど、噂に聞いている京都かな。それか富士山の頂まで」と答え、「今回は仕事が忙しくてすぐに帰国するけど、次は休暇を取って必ず富士山に登るよ」と再来日を約束した。
「マン・オブ・スティール」は、8月30日から全国で3D/2D公開。
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