真田広之、「ウルヴァリン」最新作ヒュー・ジャックマンとの共演を語る
2013年8月22日 20:05
[映画.com ニュース] 「X-MEN」シリーズの人気キャラクター、ウルヴァリン/ローガンを主人公に描くシリーズ第2作「ウルヴァリン:SAMURAI」に出演した真田広之が、ウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンとの共演について語った。あわせて本編映像から、ウルヴァリンと真田扮するシンゲンが火花を散らす激闘シーンが公開された。
真田が初めてジャックマンに会ったのは、10年ほど前に上海の映画祭に参加した時だといい、「共通の知り合いに彼を紹介してもらって、いつか一緒に仕事をしようと言いながら写真を撮ったりしたんです」。そして本作で、共演が実現した。「シドニーでヒューと会った瞬間、その肉体を見て準備の凄まじさがひと目でわかりました。まさにどこを切ってもウルヴァリンという感じで、どこからでも撮ってくれという自信と責任感に満ちていました」と述懐する。
3~4日で一気に撮ったというアクションシーンには、真田のアイデアも取り入れられており、「ローガンは左右に爪を持っている。ならば、シンゲンも二刀流でやり合うアクションをやってみたいと、リハーサルの段階で(ジェームズ・マンゴールド)監督に提案したんです」と明かす。武道に精通し、過去の作品でも見事な殺陣を披露してきた真田から見ても、ジャックマンは「振り付けを覚えてそれを形にすることに長けた俳優」で、「現場で20手くらいの殺陣を3、4回合わせてみて、じゃあ次は本番行ってみようと。その流れがとてもスムーズでやりやすかったんです」と振り返った。
しかし、上半身裸で演じるジャックマンは、真田がふるう竹光やジュラルミン製の刀を素手や首で受けるため、細心の注意が必要だった。真田は、「僕から見ると、相手の体に実際に刀を当てないといけないが、傷つけてはいけないという状況だったので、寸止めを連発しなくてはならなかった」と語っており、「ヒューも僕がギリギリで止めるのを信頼して素手で受けてくれました」という発言からも、ふたりの優れた技量と信頼関係がうかがえる。このほど公開された本編映像で、真田とジャックマンが作り上げた白熱のバトルが確認できる。
2009年に公開された「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の続編。かつて命を救った友人に招かれ日本に降り立ったウルヴァリンだが、不死をもたらす驚異的な治癒能力が消えてしまい、“限りある命”の恐怖に初めて直面する。真田のほか、福島リラ、岡本多緒(TAO)ら日本人キャストが共演する。9月13日から全国で公開。
フォトギャラリー
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【魂に効く珠玉の衝撃作】「私が死ぬとき、隣の部屋にいて」――あなたならどうする?
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー