ショーン・ヤング「ブレードランナー」続編ボイコットを呼びかけ?
2013年8月20日 16:00

[映画.com ニュース] 1982年のSF映画「ブレードランナー」でレプリカントのレイチェルを演じた米女優ショーン・ヤングが、現在進行中の続編企画について言及した。
ヤングは、最新作「Jug Face(原題)」のプロモーションで米エンターテインメント・ウィークリー誌のインタビューを受けた際に、「ブレードランナー」続編への関与について聞かれた。すると、「(続編を製作する)アルコンの人たちに会ったけど、私に対する出演オファーはなかった。だから(続編の監督を務める)リドリー・スコットのオフィスに電話をかけたんだけど、折り返し電話してこないわね」とこれまでの経緯を説明した。
そして「私としては、続編に私を出演させないのなら、みんな作品をボイコットするべきだと思っている。だって私を出さないなんて馬鹿げている。まったく馬鹿げた話。それが私の意見ね」と息巻いた。
「ブレードランナー」で鮮烈な印象を残したヤングだが、その後のキャリアは低迷している。度重なる降板劇(解雇)やアルコール依存症、元恋人ジェームズ・ウッズへのストーカー行為、そしてアカデミー賞を含む映画賞授賞式のパーティに招待されていないにもかかわらず侵入しようとするなど、その奇行ばかりが取りざたされるようになってしまった。
ちなみに、ヤングのスコット監督への執着は「ブレードランナー」続編にとどまらず、その後さらに「プロメテウス」にも言及。同作のシャーリーズ・セロンが本当につまらなそうに役を演じていたように見えたといい、「あの役は私が演じるべきだった。そうすれば『ブレードランナー』のファンに対しても、(リドリーが)またショーンを起用しているよ、という目配せになったのに」と話したという。
約2年前に企画が立ち上がった「ブレードランナー」続編は、今年6月に「グリーン・ランタン」のマイケル・グリーンが新たに脚本家として起用されている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント