パーシー・ジャクソンの弟はモンスター!?　シリーズ第2弾予告編公開

（C）2013 Twentieth Century Fox

［映画.com ニュース］　ギリシャ神話の海神ポセイドンと人間との間に生まれた“半神（ハーフゴッド）”パーシー・ジャクソンの冒険を描くシリーズ第2弾「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々　魔の海」の予告編が、このほど公開された。

トール・フロイデンタール監督がメガホンをとる今作は、2010年に公開された「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の続編。封印された神々の父クロノスの復活を阻止するため、パーシーは魔の海に隠された黄金の毛皮を探しに行くことに。突如現れた弟や仲間とともに、ギリシャ神話の魔物たちがはびこる魔の大海原バミューダトライアングルへと乗り込んでいく。

前作に続き主人公パーシーを演じるローガン・ラーマンが「兄弟愛と家族の大切さは、間違いなくシリーズの新しいテーマだ」と言うように、本作ではパーシーの異母弟タイソンが登場する。海の精を母にもつ隻眼のサイクロプスという設定だ。サイクロプスは半神を食べるのが好きという設定だが、タイソン役を演じたダグラス・スミスは、「タイソンは悪役のように見えるけれど、とても心が温かくてサイクロプスの中で最も善良な人だ」と説明する。自分の才能に自信が持てないパーシーは、タイソンが出現し、さらに父ポセイドンとも親しくしていることを知って動揺するが、冒険を通して理解を深めていく。パーシーの成長だけでなく、兄弟の絆、親子の絆にも注目だ。

予告編では、世界の命運がかかった冒険に出ることになったパーシー（ラーマン）が、異母弟だというサイクロプスのタイソン（スミス）の出現に戸惑い、偉大な父に思いを馳せながら、強い決意を胸に試練に立ち向かっていく姿が凝縮された。そんな兄を慕うタイソンも存在感を放ち、兄弟が協力し合い、心を開いていく様子もみてとれる。

「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々　魔の海」は、11月1日から3D／2Dで全国公開。