ビンラディン暗殺に迫る「ゼロ・ダーク・サーティ」特典映像を入手!
2013年8月14日 10:00
[映画.com ニュース] 2011年5月2日にパキスタンで実行されたオサマ・ビンラディン襲撃作戦を、圧倒的なリアリティで描写した「ゼロ・ダーク・サーティ」が9月3日にブルーレイ&DVD化。映画.comでは、同ソフトに特典映像として収録されるメイキング「戦闘準備」の一部を入手した。
同メイキングは、ビンラディンの隠れ家に米海軍特殊部隊ネイビーシールズの精鋭、チーム6=通称DEVGRU(デブグル)が極秘に突入した運命の一夜を、いかにして忠実に再現したかに迫るもの。公開された映像では、メガホンをとったキャスリン・ビグローが登場し「チーム6にはあいまいな情報も多いため、影で働く彼らに敬意を表して作った」と映画製作の意図を解説。「観客に、CIAや急襲チームと同じ目線に立ってもらう」ため、リアリティを追求する様子が映し出される。製作には、元シールズやSAS(イギリス陸軍特殊空挺部隊)の軍事コンサルタントが参加し、武器の持ち方や動き方、話し方について徹底的な演技指導を行ったという。
「ゼロ・ダーク・サーティ」は、9・11アメリカ同時多発テロの実行組織アルカイダの指導者、ビンラディンの捕縛・暗殺作戦の裏側を、CIA女性分析官マヤの使命感と執念を中心に描き出すミリタリーサスペンス。関係者への取材や入念なリサーチによって、秘密のベールに包まれていた作戦の全ぼうが明らかにされたほか、ステルス製の特殊ヘリ“ステルス・ブラックホーク”が登場したことでも話題を集めた。アカデミー賞では、マヤ役のジェシカ・チャステインの主演女優賞ほか全5部門でノミネート(音響編集賞受賞)。ビグロー監督と脚本家のマーク・ボールが、オスカー6部門受賞作「ハート・ロッカー」に続いてタッグを組んだ。ブルーレイ&DVDは9月3日リリース(レンタルも同時スタート)。