山本太郎出演の原発映画 東京、大阪などでも公開決定
2013年8月14日 05:00

[映画.com ニュース] 原発問題を扱っていることから、公開劇場がなかなか決まらなかった山本太郎の出演作「朝日のあたる家」(太田隆文監督)が、愛知県の3劇場に続き、東京、大阪、福岡などでも公開されることがわかった。
「脚本を読んで、テレビ、新聞などのマスコミ、メディアのスポンサーへの気遣い偏向報道で事実を知ることができていない人たちにも、もしかしたらこの作品を通して原発事故の悲惨さが疑似体験できるのではないか、と思いました」と山本が語る本作は、全国の有志たちによるTwitterなどで公開を求める署名活動により、9月に愛知県内のコロナシネマワールド3劇場での公開が決定。その反響を受けて東京・渋谷アップリンク、大阪シアターセブンなど大都市の劇場のほか京都、福岡、岐阜、新潟、石川、福井、青森でも公開が決まった。
自然に囲まれた美しい町に住む平田一家。大学生の長女あかね(平沢いずみ)は、都会での一人暮らしを夢見ていた。そんな時に大地震が起き、原子力発電所が爆発、福島の事故と同じ事態に直面し、あかねら平田一家も悲しみの渦に巻き込まれて行くという物語。山本のほか、いしだ壱成、藤波心らが共演する。
東京公開は渋谷アップリンクで9月28日から、そのほか各地公開日は公式HP(http://asahinoataruie.jp/)で告知。
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