ブライアン・デ・パルマ5年ぶりの新作「パッション」予告公開

(C)2010 SBS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - DIVALI FILMS

［映画.com ニュース］　「リダクテッド　真実の価値」以来5年ぶりとなるブライアン・デ・パルマ監督の新作「パッション」の日本公開が10月に決定し、予告編が公開された。

レイチェル・マクアダムス主演、女性の権力闘争と殺人事件を描き、女同士の争いを官能的かつ残酷に描くサスペンス･スリラー。「シャーロック・ホームズ　シャドウ　ゲーム」でマクアダムスと共演したノオミ・ラパスが相手役を演じる。

クリスティーン（マクアダムス）は、狡猾さと大胆な行動で広告会社の重役へと登り詰めた野心的な女性。アシスタントのイザベル（ラパス）は、当初は憧れを抱いていたクリスティーンに手柄を奪われ、同僚の前で恥辱を受け、恋人に裏切られたことで復讐を決意する。しかし、その計画は自分自身が不利になるような矛盾に満ちたものだった。

予告編では、欲しいものを必ず手に入れるクリスティーンが、おとなしいイザベルを翻弄していくシーンを抜粋。その後、死の匂いが漂うふたりの不穏な関係を、スリリングに映し出している。

10月からTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開。