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郭智博、廣原暁監督作「HOMESICK」で演じた“さとり世代”のリアル

2013年8月9日 08:00

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「HOMESICK」に主演した郭智博
「HOMESICK」に主演した郭智博

[映画.com ニュース] 「世界グッドモーニング!!」(2009)で注目を集めた、新鋭・廣原暁監督の長編デビュー作「HOMESICK」が、8月10日に公開される。居場所を失いながらも、小学生との交流を通して自分の道を見出していく男を演じた主演・郭智博に、話を聞いた。

ひとりで暮らす実家の引き渡しを目前に控えながら、30歳にして失業してしまった沢北健二(郭)。無為な毎日を送っていた健二だったが、夏休みを迎えた小学生3人組との出会いをきっかけに、活気を取り戻していく。

本作は、長引く不況を経験し、浪費せずに堅実な生活を求めるようになった“さとり世代”の若者の等身大の姿を、リアルに描ききった。廣原監督が飾らない視点で切り取った日常のなか、郭は「こうしよう、ああしようと悩むより、自然にできたらいいなと思っていました」と自然体でいることを心がけた。

「HOMESICK」の一場面
「HOMESICK」の一場面
(C)PFFパートナーズ/東宝

健二と同世代の郭は、役どころに自分との共通点を見出し、力んだ役づくりはせずに自然となじませていった。「(健二は)僕と似ているんですよね。自分から動いたり、自分のことを話すタイプではない性格や、居場所がないところも同じだと思います」。しかし、居場所がないと話す一方で「健二君と違うところは、僕にはやりたいと思えるこの仕事がある」と10代からキャリアを重ねてきた俳優業への思いは強い。

テレビドラマ「聖者の行進」でデビューし、映画「花とアリス」(岩井俊二監督)や「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」(金子文紀監督)など、話題作に出演。役者に対する基本的な姿勢は変わらないとしながらも、“作品に沿った演技”を考えるようになったという。「映画は時間の決まりがないから、雰囲気が助けとなることもありますが、ドラマはワンカットにかける集中力が大きく、極端に言えば瞬間芸みたいなところがあると思うんです」。これまではナチュラルな印象の青年役を演じることが多かったが、今後は新境地に挑みたいと笑顔をのぞかせる。「『チェイサー』という韓国映画が好きなんです。あの犯人みたいな、不気味で変わった役も演じてみたいですね」

HOMESICK」は、8月10日から全国で公開。

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