大谷澪＆花井瑠美「相性合う」「見た目がタイプ」と相思相愛

［映画.com ニュース］女の子同士の恋愛を赤裸々に描いた「R-18文学賞 vol.2 ジェリー・フィッシュ」の先行上映会が8月9日、都内で行われ、ダブル主演を果たした大谷澪と花井瑠美が出席した。ふたりは本作のオーディションで出会ったといい「お芝居の相性も合うし、この子がいいなって。あとで年上だと知ったんですが……」（大谷）、「女優デビューの私を引っ張ってくれた。見た目もタイプです」（花井）と劇中さながら、相思相愛ぶりを披露していた。

「女による女のためのR-18文学賞」（新潮社）の受賞関連作を映画化する「R-18文学賞」シリーズの第2弾。執筆当時16歳だった雛倉さりえの原作を、金子修介監督のメガホンで映画化した。水族館のクラゲの水槽の前で出会った夕紀（大谷）と叶子（花井）が、同性間の恋愛におぼれ、葛藤する姿を描いた。

大谷は「夕紀は普通の女の子。でも普通を演じるのは、難しいこと」と振り返り、花井は「初めての演技で、役作りもしたことなかったので、とにかく台本を読んで役柄を掘り下げていった。とても恵まれた環境でデビューできた」と満足げ。劇中では濃厚なラブシーンにも挑み「とにかくドキドキだった」（大谷）、「感じたままに演じた」（花井）と対照的な感想を話していた。

この日は大谷と花井に加えて、モデルの吉田夏海が駆けつけ、学生時代の恋愛などについてガールズトークに花を咲かせていた。「R-18文学賞 vol.2 ジェリー・フィッシュ」は8月31日から公開。