オゾン監督が見出した美少年エルンストの妖しい魅力が光る「危険なプロット」ポスター&予告
2013年8月9日 18:00
本国フランスで、公開1カ月で120万人超の観客動員を記録した本作は、かつて作家を目指していた国語教師のジェルマンが、生徒クロードが友人一家について書いた作文から文才を見いだし、文学的な手ほどきをしていくうちにクロードと友人一家の関係が思いもよらぬ方向に展開していくさまを、サスペンスタッチで描く。ジェルマンをファブリス・ルキーニ、クロードを新星エルンスト・ウンハウワーが演じる。
ポスターは、フランスでの大ヒットの一因とも言われている、オゾン監督に見出された正統派美少年ウンハウワーのミステリアスなまなざしが印象的なデザインだ。予告編では、才能豊かなクロードの指導にのめり込んでいくジェルマン、クロードの友人一家への観察がエスカレートしていくさま、そして夫と生徒の関係を危惧するジェルマンの妻のせりふが切り取られている。「傑作を書くための条件は、刺激的な設定、よめない展開、そして意外な結末」という言葉で締められ、スリリングな物語を期待させる仕上がりとなっている。
「危険なプロット」は10月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国で公開。