銀座で「エヴァンゲリオン展」開幕、初日にファン5000人殺到!
2013年8月8日 10:00
[映画.com ニュース] 社会現象を巻き起こした大人気アニメ「エヴァンゲリオン」の魅力に迫る初めての本格的な作品展「エヴァンゲリオン展」が8月7日、東京・松屋銀座で開幕した。関係者によると、初日だけで5000人以上の動員を記録したといい、「開店を前に100人以上のお客様が並んでいただき、開場時間を20分早めた」ほどの盛況ぶりだった。
総監督の庵野秀明と製作会社のカラーが監修し、貴重な生原画や設定資料など初公開となる約300点に、画コンテやレイアウト、原画や動画など1000点を加えた作品総数1300点が展示される。また、テレビシリーズのセル画や貞本義行が描いたコミックの複製原稿も展示し、作品の誕生から現在までの歴史が一望できる構成になっている。
この日は、「エヴァ」好きを自認する女優の加藤夏希が駆けつけ、「ここまで見せちゃっていいのかなって思うほど、すばらしい展示。私が大好きなレイちゃん(綾波レイ)の等身大フィギュアが、水槽に入ったシーンを再現していてうれしかった」とファン目線で興奮しきり。貴重な原画については「まず、手描きの多さにびっくり。(原画が)細かいからこそ、そこに人やエヴァが生きているという空気が出るんだと感じた」といい、「キャラクターが完成するまでの、微妙な修正まで見られるのもうれしいし、漫画家やクリエーターを目指す人ならきっと勉強になるはず」と話していた。
「エヴァンゲリオン展」は8月26日まで松屋銀座8階イベントスクエアで開催。福岡、名古屋、大阪、横浜での開催も予定されている。