美輪明宏&黒柳徹子がトーク 有働アナ「芸能界最強の存在感とインパクト」とPR
2013年8月7日 16:36

[映画.com ニュース] 美輪明宏のNHK特集番組「真夏の夜の美輪明宏スペシャル(仮)」の取材会が8月7日、東京・渋谷の同局で行われ、美輪と黒柳徹子、有働由美子アナらが出席した。
柴崎哲也プロデューサーは「紅白での『ヨイトマケの唄』の反響がものすごかった。驚いたのは、美輪さんは歌手だったの?という人が多くて、希代の表現者である美輪さんの魅力を知ってほしかった」と番組製作の経緯を語る。美輪は「(番組放送が)なぜ夏かと思ったんです。幽霊は夏出るものだからお呼びなのかなと(笑)。大変光栄でございます」とユーモアを交えて挨拶した。
大御所2人の聞き手を務める有働アナは、「現存する芸能界史上最強の存在感とインパクト。おふたりがツーショットでいらっしゃるだけでチャンネルを変えられなくなってしまうと思う」とアピール。「おふたりのお肌の美しさ、愛について、美輪さんのスクープ映像も出ます」と見どころを語った。
美輪とは50年来の友人だという黒柳は、美輪の演じたジャン・コクトー作「双頭の鷲」という芝居を初めて見た時のことを振り返り「女にはできない強さがあって、かなわないと思った。色んなうらみつらみも全部芝居の中にないまぜになって出ている。生まれた環境が違うからお友達になって学ぶべきところがたくさんある。私の方が少し年上だけれど、美輪さんと会うと年下になっちゃう」と評した。
三島由紀夫や寺山修司をはじめ、これまで多くの文化人から支持を受けてきた美輪は「今は芸能界やメディアの世界にいながら、私の歌や舞台を一度も見たことがないというのが当たり前なんです」と現状を嘆きながらも、「見てくださった方は言葉で説明ができないからとにかく見に来なさい、見なきゃわからないと言ってくださる」と語り、故三國連太郎さんや水谷豊ら俳優陣が遠方から自身の舞台に駆けつけたというエピソードを明かした。
番組は、78歳の今も精力的に活動する美輪の舞台「黒蜥蜴」に半年間密着し、美輪の素顔に迫る。スタジオでは「ヨイトマケの唄」「愛の讃歌」などのヒット曲に加え半世紀ぶりに「メケ・メケ」をテレビで歌うほか、野田秀樹演出の舞台で美輪役を演じる宮沢りえへ「人生開運の法則」を伝え、盟友の黒柳とは共に生きた時代を振り返りながら、今の日本人へメッセージを送るという内容だ。フラワーアーティストのニコライ・バーグマンがセットの花の装飾を担当した。
「真夏の夜の美輪明宏スペシャル(仮)」はNHK総合で8月21日午後10時放送。
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