田原俊彦「たのきん全力投球！」以来のウエスタンスタイル

［映画.com ニュース］　歌手でタレントの田原俊彦が8月6日、鬼才クエンティン・タランティーノが監督・脚本を手がけたウエスタン「ジャンゴ　繋がれざる者」のブルーレイ＆DVD＆デジタル配信リリース記念イベントに出席。“ジャンゴ・ガール”を従えウエスタンスタイルで登場した田原は、「こんな衣装着るのは往年のバラエティ『たのきん全力投球！』以来。恥ずかしい」と照れながらも、自身の代表作「ジャングル Jungle」を「ジャンゴ」にかけて口ずさみながら、映画の魅力を熱くアピールした。

南北戦争直前のアメリカ南部を舞台に、元黒人奴隷のジャンゴ（ジェイミー・フォックス）が賞金稼ぎのドイツ人シュルツ（クリストフ・ワルツ）と手を組み、サディスティックな農園主キャンディ（レオナルド・ディカプリオ）から生き別れになった愛妻を救い出すために激闘を繰り広げる姿を描く。第85回アカデミー賞で作品賞ほか5部門にノミネートされ、助演男優賞（ワルツ）と脚本賞を受賞した。

田原は、「ジャンゴの生きざまに共感！　とっても魅力的な男で世界観に引き込まれた。タランティーノの演出も斬新だけど、出演者がみんな主役を張れるくらい豪華」と絶賛。ジャンゴのように愛する家族のために命がけで戦えるかとの質問には、「そういう男でありたいと日々思っている！」と闘志をみなぎらせた。

田原はジャンゴのような“自由な男”として、「最低限のモラルを守りつつ、自由に生きるって最高のぜい沢。協調性も大事だけど、どんな逆境でも自分自身を貫きたい」とポリシーを熱く語り、自由の極意を「不動心」と掲げた。

「ジャンゴ　繋がれざる者」ブルーレイ＆DVDは8月7日リリース。デジタル配信およびTSUTAYA限定レンタルも同日よりスタート。