具志堅用高、異色カンフーの宣伝隊長就任も「内容？　よくわからない」

［映画.com ニュース］タレントの具志堅用高が7月31日、都内で行われた米映画「アイアン・フィスト」のPRイベントに主人公のコスプレ姿で登場した。具志堅は本作の宣伝隊長を務めているが、開口一番「このたび、『アイアンマン』の宣伝隊長に……」とタイトルを言い間違え。映画の内容は「面白いのは間違いないけど、アクションの動きも展開も早すぎて、よくわからなかった。皆さんも見ている間は、絶対にまばたきしないで」と珍アピールだった。

ヒップホップアーティストで俳優としても活躍するRZA（レザ）が、クエンティン・タランティーノ監督の全面バックアップを得て完成させた異色カンフーアクション。19世紀の中国を舞台に、抗争に巻き込まれ両腕を切り落とされた鍛冶屋の男が、鉄の拳を装着した“アイアン・フィスト”となって復活し、壮絶なリベンジを仕かける。メガホンをとるRZA本人が主演も務めるほか、ラッセル・クロウ、ルーシー・リューら豪華キャストが顔をそろえる。

イベントには、俳優・草刈正雄の娘でダンサーの紅蘭が、リューを意識したチャイナドレス姿で駆けつけ「こういう衣装を着ると、強くなった気がしますよ」とご機嫌。小学生の頃からRZAの大ファンだといい「ミュージックビデオもカンフー風だったから、今回、カンフーの映画を作ったと聞いて『ついに来ましたね』って感じ。ヒップホップ、アクション、エロの三拍子そろった刺激的な映画」と猛プッシュした。一方、具志堅は「RAZ？　人の名前なの!?　私も現役時代はよくレーザーを浴びましたけど」と本作の主演、監督、原作、脚本、音楽を手がけるRZAの存在は知らない様子だった。

「アイアン・フィスト」は8月3日より公開。