劇場版「タイバニ」最新作に新ヒーロー登場　特報＆新ビジュアルも解禁

2011年にテレビ放送されて大ヒットを記録し、12年には劇場版第1弾「劇場版 TIGER & BUNNY The Biginning」が公開。劇場版第2弾の本作は完全オリジナルストーリーで、テレビシリーズのその後が描かれる。

物語は、一度は引退を決意したものの、ヒーローに復帰したワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹とパートナーのバーナビー・ブルックス・Jr.が、2部リーグで活動を続けていているところから始まる。2人のスポンサー企業アポロンメディアは、経営立て直しのためカリスマ実業家のマーク・シュナイダーを新オーナーに迎え、シュナイダーはバーナビーだけを1部リーグに戻し、自らスカウトした新ヒーローのライアンをバーナビーのパートナーに据える。そんな折、街で不可解な事件が連続し、やがて未曾有の大事件へと発展していく。

ライアンはバーナビーより若いが、海外で活躍してきた経験もある実力者という設定で、一定範囲内（半径30メートル程度）の重力を増幅させることができるという特殊能力を持つ。声優を「マクロスF」「機動戦士ガンダム00」の中村悠一が務め、シリーズ初参加の中村は、「アフレコ現場の空気は家族みたいなんですけど、新しく入ってきたものが委縮しないでいられる空気が作られていて、一緒にやって本当に楽しかったです」とアフレコを終えた感想をコメント。「新キャラクターでお客さんにとっては違和感があるかも知れませんが、『おっ?!』と驚いていただけるのではないかと思います。そこがライアンの魅力かな」と話している。

新ビジュアルは、これまでの虎徹＆バーナビーのコンビではなく、バーナビーとライアンが並んだ姿が描かれ、特報映像も「ニューヒーロー誕生」とライアンをフィーチャー。主役級の扱いのライアンが、本編中でどのような役割を担うのかに注目が集まる。

10月12日にはイベント第4弾「『劇場版 TIGER & BUNNY The Rising』SUPER PRELUDE」の開催も決定。同イベントでは、新規映像や新たなプロダクトプレイスメント企業、新設定なども発表される予定だという。

「劇場版 TIGER & BUNNY The Rising」は14年2月8日全国公開。7月20日から上映劇場で特典付き前売り券第1弾も発売される。