佐藤祐市監督が明かす「ストロベリーナイト」続編の可能性
2013年7月16日 10:00

[映画.com ニュース] 今年1月に公開され、観客動員170万人の大ヒットを記録した映画「ストロベリーナイト」が、7月17日にブルーレイ&DVD化。3年前、スペシャルドラマの撮影が始まった頃には「まさかシリーズ化されるとは夢にも思わなかった」という佐藤祐市監督が、ひとつの区切りを迎えようとしている同シリーズの魅力について語った。
原作は、ある過去を抱えた女刑事・姫川玲子を主人公にした誉田哲也氏の人気小説シリーズ。映画では、原作ファンの間でも人気の高い「インビジブルレイン」を基に、謎めいた殺人事件の真相が描かれる。佐藤監督はスペシャルドラマから映画化にいたる同シリーズについて、「いま振り返ると、やはり、姫川玲子の物語としか言えない」と語る。姫川を演じたのは竹内結子。組織の論理に敢然と立ち向かい、己の直感を信じて部下とともに事件を解決へと導いていく姫川役は、竹内にとっても当たり役となった。
「姫川について結子さんにひとつだけ伝えたのは、部下に優し過ぎない上司でいてくれということ」と姫川のキャラクター作りについて明かす。そして、「その後の連続ドラマや映画でも、そのスタンスは貫き通した。後は進んでいくうちに、こちらが何も言わずとも、結子さんの中でどんどん姫川が育っていくのを感じました」と振り返る。
逆説的だが「姫川の物語」だからこそ、周囲のキャラクターが重要になってくる。なかでもファンの心をわしづかみにしたのが、西島秀俊演じる姫川の部下・菊田だ。佐藤監督は、今回の映画を「これまで描かれなかった姫川の心の闇に絡む恋愛の話」と称し、その相手として大沢たかお演じる極道・牧田が登場する。
「原作では玲子と菊田の恋愛模様はあちこちで描かれているんだけど、それも僕はあえて、ドラマの段階から極力排除してきた。そうすると不思議なもので、『あの2人がどうなるのか気になる』という声が出てくるんです(笑)。それが今回の映画でも生きたと思う。やはり映画では姫川自身を掘り下げて描かないといけないけど、ダークサイドにいる牧田とポジティブサイドの菊田の間に姫川がいるという構図で、彼女の持っているものがより際立ってくる。でもそれは本当に西島さんが菊田を育ててくれたのと、お客さんの期待があってこそ成立したことだと思います」
映画では“姫川班、最後の事件”と銘打たれているが、原作の誉田氏によれば、すでにシリーズ最新作の刊行について話が進められているという。となると、さらなる映像化の期待が高まるが、「僕の中では正直、やりきった感がある」ときっぱり。「じゃあこれ以上何を描くのか? これまでにしっかりと姫川玲子の人生を描いてきた自負があるからこそ、新しく描くべき“何か”が見つからなければできないと思います」と慎重に言葉を選んだ。
「ストロベリーナイト」ブルーレイ&DVDは7月17日リリース。同作で描かれる事件の後日譚「ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン」も同日リリース。
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