内田裕也、参院選出馬を断念していた!“わが道”はやはり「ロックンロール」
2013年7月9日 20:30
[映画.com ニュース] 歌手の内田裕也が7月9日、都内で行われた仏映画「最後のマイ・ウェイ」(フローラン=エミリオ・シリ監督)の公開記念イベントに出席した。世界的な名曲「マイ・ウェイ」を生んだ仏歌手クロード・フランソワの生涯を描くヒューマンドラマ。内田自身の“わが道”は「やっぱりこれ。ROCK’N ROLL」だといい、「夏の参院選も考えたけど、アントニオ猪木と山本太郎が出馬したから断念した」と告白。イベントに同席したデビ夫人も「(出馬は)やめたほうがいいですよ」と同調していた。
映画は1960~70年代にフランスを一世風びしたフランソワの栄光と挫折、そして39歳にして迎えた悲劇的な死を描き、国民的スターの知られざる姿にスポットをあてる。仏映画史上最高額となる24億円(2000万ユーロ)で製作され、ダルデンヌ兄弟作品の常連俳優であるジェレミー・レニエが、徹底した役作りでフランソワを熱演した。
内田は60年代後半、パリに居住していたといい「当時のパリが、今日の内田裕也を作ったと言っても過言じゃない」。フランス語での挨拶も披露し「この野郎、バカ野郎って言っているのが表の顔(笑)。裏は優雅なんですよ」と笑いを誘った。
一方、デビ夫人は67年に、生後半年の一人娘とフランスに亡命しており「あの頃のパリは美しくて、文字通り“花の都”。社交界もたけなわだった」と述懐した。実際にフランソワの公演を目撃したこともあるといい「彼が亡くなった時は、パリ中に激震が走った。パリっ子の驚きと悲しみが昨日のことのよう」としみじみ。また、自身の“わが道”に「雅」の一文字を選び、「常に優雅であることをモットーにしてきた」と胸を張った。
「最後のマイ・ウェイ」は7月20日からBunkamuraル・シネマほか全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー