常盤貴子、ドラマ「ゆりちかへ」若松節朗組にラブコール「またいつでも参加したい」
2013年5月29日 21:40

[映画.com ニュース] 常盤貴子主演のメ~テレ50周年特別ドラマ「ゆりちかへ ママからの伝言」のDVD発売を記念し、常盤をはじめ、夫役を演じた田辺誠一、若松節朗監督が都内でトークイベントを行った。
余命わずかだった故・テレニン晃子さんが、娘のために書き残した恋やオシャレのアドバイスなどをまとめた同名書籍が原作。妊娠と同時にガンが発覚した晃子(常盤)は、娘を案ずる母・美津子(十朱幸代)の反対を押し切り、危険を覚悟で出産を決意する。産後まもなく余命宣告を受けた晃子は、出産を止めなかった夫・亮太と美津子の険悪な仲を取り持ちながら、愛娘ゆりあへメッセージを残すため本の出版を決心する。
最後まで笑顔で生きた晃子さんを熱演した常盤は、放送後に「良いリアクションをたくさんいただいた。現場も見てくれた方々もとても優しくて、この作品に出合えて本当に良かったと思えた」と笑顔で挨拶。また、「褒めて伸ばしてくれる若松組はすごく楽しかった。業界でも噂の組でみんなうらやましがる。またいつでも参加したい」とラブコールを送った。
奔放な夫を演じた田辺は、「何年経っても生き続ける作品だと思う。実際のご家族の生活は今も続いているし、皆さんから色々な思いが寄せられていることがうれしい」と感慨深げ。若松監督も、「勇気と希望をもらえるドラマ。誰もが家族という大切なものに支えられていることを認識できる。とても意味のあるものが世に出せたと思う」と自負した。また、「常盤さんはどんどんやせていく役なので差し入れを食べられなかったけど、田辺さんはパクパク食べていた。名古屋テレビは何てことをするんだろう」と裏話を明かし、笑いを誘っていた。
3人は、イベントに招待された約100人のDVD購入者からの質問にも快く回答。休日の過ごし方を聞かれると、常盤は「暗くてじっとしてる。本が好きで、ためておいた漫画や小説やエッセイや絵本を片っ端から読んでいく」。田辺は、「旅行が好き。シンプルな住宅の建物や風景の写真集を見ながらうっとりするのも好き」と一風変わった趣味を明かし、若松監督も興味津々に聞き入っていた。
「ゆりちかへ ママからの伝言」DVDは発売中。
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