深田恭子、赤ジャージで白馬に 「偉大なる、しゅららぼん」グレート清子役
2013年5月24日 05:00

[映画.com ニュース] 万城目学氏の人気小説を濱田岳、岡田将生の主演で映画化する「偉大なる、しゅららぼん」(水落豊監督)に、深田恭子が出演していることがわかった。琵琶湖畔の町・石走(いわばしり)に暮らし、代々不思議な力を伝承してきた日出一族のひとりで、濱田演じる淡十郎の姉・清子に扮する。
不思議な力を伝承する日出家と棗家の跡取りたちの出会いから巻き起こる騒動を描き、江戸時代から現存する石走城に住む日出家の跡取りで、最強の力の持ち主とされる高校生・淡十郎を濱田、分家の息子で修行のため日出家に居候する涼介を岡田が演じる。
深田が演じる清子は、能力が強すぎるため社会生活になじめず、城に引きこもり、白い馬を乗りまわす最強の女で、通称「グレート清子」と呼ばれる役どころだ。謎が多く、言葉も乱暴で、自分勝手のように見えるが、そうした態度の裏には隠された理由があった。
4月に物語の舞台となる滋賀県でオールロケが行われ、撮影は無事終了。深田は、撮影を振り返り「共演者の皆様とも本当に仲良くしていただいて、すべてがあまりにも楽しくて帰りたくないほどでした。共演させていただいた濱田さんと岡田さんは、いつもお2人が本番前に、学ランの一番上のボタンをお互いに留めあっていて、その様子がとてもかわいらしく、ほほえましく見ていました」とコメント。乗馬にも挑戦したが、「撮影が進むにつれ、マレーボ(馬の名)の気持ちがわかるようになるほど、大好きになった」そうで、「乗馬シーンも楽しみにしてください」と話している。
プロデューサーの山田雅子氏は「一にも二にも、ファンタジーのキャラクターを演じ抜けられる日本一の女優さんではないかと。性格やコスチュームをひっくるめて、まさかの設定のキャラクターが、深田さんの手にかかると不思議と説得力が出る」と、深田の起用理由を説明。「お城に住んでいて重度の引きこもり、コスチュームは赤いジャージで白馬に乗った女の子……と、文章にすると、なんともまあ突飛なキャラクターなわけですが、深田恭子という女優さんが今いてくれたからこそ、この作品の成立のきっかけがつかめたとも思っています」と絶賛している。
「偉大なる、しゅららぼん」は2014年春全国公開。
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