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園子温監督作「地獄でなぜ悪い」 キャスト血まみれもレイティングは「PG12」に

2013年5月17日 08:00

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過激描写満載も「PG12」に収まった「地獄でなぜ悪い」
過激描写満載も「PG12」に収まった「地獄でなぜ悪い」
(C)2012「地獄でなぜ悪い」製作委員会

[映画.com ニュース] 園子温監督の最新作「地獄でなぜ悪い」の映倫審査によるレイティングが決まり、キャスト全員が血まみれになる凄惨なバトルシーンがあるにもかかわらず、「PG12」に区分されたことがわかった。「12歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要」とされるが、原則としては年齢制限のない「PG12」指定に、関係者からも驚きの声があがっている。

同作は、獄中の妻の夢をかなえるため、娘を主演にした映画製作を決意したヤクザの組長が、対立する組の組長らを巻き込みながら、本物のヤクザ抗争を舞台に命がけの映画撮影に乗り出す姿を描いたアクションエンタテインメント。

公にはまだ30秒足らずの特報映像が公開されているのみだが、そこには刀を振り回し、大量の血に染まったキャスト陣が映されていることから、ネット上では園監督ならではの容赦ない描写にも期待の声があがっていた。同作の関係者も、壮絶なバトルシーンが含まれ、出演者のほとんどが血まみれになるため、「絶対にR15(15歳未満は観覧禁止)以上になると思っていた」と口をそろえている。しかし、映倫サイドは「全てのシークエンスがコメディの要素だと理解した」とし、刺激的で小学生の観覧には不適切な内容も一部含まれると認めつつも、親や保護者の適切な助言・指導を期待することで観覧可とする「PG12」に区分した。

同作の宣伝プロデューサーを務める吉村知己氏は「R15必至だと思っていただけに驚きました。R15に指定されると、テレビ番組での紹介にも制限がでるし、若い世代に向けて宣伝でアプローチしにくくなり、どうしても宣伝としては不利になります。今回映倫の方が、この映画をPG12と判断したことは、映画界の歴史に残る(!?)英断ではないでしょうか」と喜んでいる。

また、あわせて第1弾ポスタービジュアルも完成。「映画秘宝」のアートディレクターなどで知られ、園監督の「冷たい熱帯魚」では共同脚本も務めた高橋ヨシキ氏によるもので、うずたかく積み上げられた死体の山から、映画撮影用のカメラを手にした腕が天に向けて伸びているという、まさに“地獄”のようなインパクトの大きいビジュアルになっている。9月28日全国公開。

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