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龍平&あおい「舟を編む」大ヒットに笑顔も、司会・又吉のペースにはビミョ~な対応

2013年4月28日 18:50

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舞台挨拶に立った松田龍平、 宮崎あおい、又吉直樹、石井裕也監督
舞台挨拶に立った松田龍平、 宮崎あおい、又吉直樹、石井裕也監督

[映画.com ニュース] 俳優の松田龍平と女優の宮崎あおいらが4月28日、主演映画「舟を編む」の大ヒット御礼舞台挨拶を東京・丸の内ピカデリー3で行った。

同作は今月13日に全国237スクリーンで封切られ、配給サイドによると26日までに観客動員40万人、興収4億2000万円を突破。当初は高年齢層をターゲットにしていたが、若年層にも広がりを見せつつあり、ゴールデンウイークでさらなる動員を図りたい構えだ。

松田は、「言葉を題材にしていて、年齢を問わず楽しめる映画だと思う。もっとたくさんの人に見てもらいたい」とアピール。一方の宮崎は、「たくさんの方に愛していただけてうれしい。私の役が香具矢という名前だったので、農家の方から『かぐや』というお米を送っていただくなど、いいことがいっぱいありました」とほほ笑ましいエピソードを披露した。

だが、その後は司会を務めたお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹のペースで進行。同作に出演はしているものの「左手と横顔が映っている」程度で、久しぶりの共演となった松田に自身の印象の違いを聞いても、「この会話で距離感が伝わったと思う」とあしらわれる始末で、会場にもビミョ~な空気が流れた。

又吉は「完全な独り相撲となっております」と自覚しながらも、15年をかけて辞書を編さんする映画のストーリーにちなみ、「ゴールデンウイーク」と「舟を編む」についての独自の語釈を披露。「舟を編む」では、「全力を尽くすことの美しさを知る」というくだりが宮崎に認められ満足げだったが、「『舟を編む』を見ていない貴様とはしゃべらん」という用例を、石井裕也監督から「思想的に偏っているからどうかな」とダメ出しされ、意気消沈していた。

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