元格闘家・前田日明氏が「ジャッキー・コーガン」新人宣伝マンに喝!
2013年4月24日 14:44

[映画.com ニュース] 元格闘家で総合格闘技団体「リングス」CEOの前田日明氏が、ブラッド・ピット主演最新作「ジャッキー・コーガン」を担当する新人宣伝マンに対して、“ワルでセクシー”に生きる秘訣を伝授するというスペシャル対談が行われた。
ピットが悪の魅力全開の殺し屋に扮した同作の公開を記念し、配給会社のプレシディオ宣伝部所属・細野裕一氏が、2カ月間でピットのようなワルでセクシーな魅力を獲得するべく修業を重ねるというプロモーション企画が展開中。その一環として、プロデュースを務める「RINGS/THE OUTSIDER 合同大会」(横浜文化体育館)の開催を6月9日に控えた前田氏の元を訪れた。
オールバックにサングラス、無精ひげでピットになりきった細野氏だが、前田氏を前にその体格差にあ然とした表情。対する前田氏は静かにほほ笑み、葉巻をくゆらせつつ“ワル”の定義について「世の中で、既成概念をぶち破って新たな文化を切りひらく人間は、古い体制の側の人間から見たときに“ワル”となるんだ」と説く。前田氏自身、プロレスの枠を超えて自らリングスをたったひとりで創設した“ワル”であり、「恐怖や不安はなかったのか?」という細野氏の問いに、「あるかどうかも分からないものを怖がってもしょうがない。大事なのは走りながら考えることだ」と持論を語った。
ピットが演じた殺し屋ジャッキー・コーガンは「優しく殺す」を信条とするが、前田氏自身は戦いにあたっては「そんな余裕はなかった。特に若いときは『ぶっ殺してやる』ぐらいの気持ちだったよ。相手の中に俺の跡、刻印を残すつもりで戦っていた」と振り返る。そして、それほど真剣な気持ちで戦ってきたからこそ、いまの若者たちを見て歯がゆく思う部分もあるようで「格闘の世界でも、テレビに出るような(実力者の)若いやつらでも、海外に行くと通用しない」とため息をつく。「いまの子たちは、スパーリングなど面白くて意味が分かりやすい練習しかしない。でも本当は、苦しくて単調で、意味や効果が分かりづらい練習にこそ本質がある。そうした単調な繰り返しが“ハート”を作るんだ」と訴えかけた。
細野氏は、これまで滝行やバンジージャンプ、ホストクラブへの1日入店など、男を磨くべく試行錯誤を繰り返してきたが、前田氏は「バンジージャンプにも結局、安全基準がある。どうなるか分からないという極限に身を置くことが大事だ」とピシャリ。具体的なチャレンジとして登山を提案し、「いまからトレーニングを積んで、いつか8000メートル級の山に挑むといい」と語り、「人間到る処青山あり――その気になれば、どこでも死ねる。死ぬ気でやれば何でもできる」と幕末の僧・月性の言葉を細野氏に贈った。
「ジャッキー・コーガン」は、4月26日から全国で公開。
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