堤真一「俺まだ」降板か!? 代役に“本気”のダメ男・蛭子能収??
2013年4月1日 00:00

[映画.com ニュース]「この役は僕より蛭子能収さんのキャラが合っているので、代わりにやってもらって下さい」。そんな無責任な発言を残し、俳優の堤真一が主演作「俺はまだ本気出してないだけ」を突如降板することが4月1日、判明した。メガホンをとる福田雄一監督も「本当に困りました。公開まで時間がないので、本気出して撮り直すしかありません」と困惑しきり。一方、主演に大抜てきされた蛭子本人は「堤さんファンをガッカリさせるかもしれないけれど、これを機にワタクシ蛭子の魅力も知ってもらいたい」とノリノリだが、もちろん今回の主演交代劇は、エイプリルフールにちなんだ“ウソ企画”だ。
しかし、この企画、実際に蛭子をフィーチャーしたエイプリルフール限定のポスターが製作されたり、4月1日の午前0時から午後11時59分まで映画の公式サイト(www.oremada.jp)が蛭子バージョンに変更されたりと、内容は“本気”そのもの。取材に応じた蛭子本人も「恥ずかしいけど、今回の突飛なアイデアに僕を選んでもらって、うれしいです。演技に自信? それはないですけど、自然なセリフ回しはできるはず。もし本当に僕が主演だったら、それはそれで話題になりそう」とまんざらでもない様子だった。
また、本作とタイアップするWEBサイト「本気出す時計」猫バージョン(http://honkidasu-tokei.com/neko/)が、4月1日限定で“蛭子猫バージョン”に仕様変更されることも明らかに。現在女性を中心に33万ダウンロードの人気を誇るアプリを、猫になりきった蛭子が乗っ取る事態に、当日はパニックが予想される。
映画は20社以上からオファーが殺到した人気漫画を原作に、41歳のバツイチ・子持ち、「本当の自分を探す」ため勢いで会社を辞めたダメ男・大黒シズオが、思いつきで漫画家を目指すという異色コメディ。漫画家が本業の蛭子は「皆さん知らないかもしれないですけど、僕も実際漫画家なんで……。『いつか本気出す』っていう主人公の気持ちはよくわかるし、漫画家にありがちな性格。僕だって、本当に本気出せば、1日20ページはイケると思いますよ」とすっかりシズオに感情移入。それでも最後は「とにかく言い訳はダメ。素直にダメな自分を認めて、黙々と自分の仕事をこなすべき。僕自身、まじめにキチンと『何をすべきか』日々考える生き方が好きなんです」と“本気”の素顔をのぞかせた。
「俺はまだ本気出してないだけ」は堤真一主演で6月15日から全国公開される。
フォトギャラリー
関連ニュース





ムロツヨシ×佐藤二朗「新解釈・幕末伝」に豪華12人 龍馬の妻おりょうは広瀬アリス、岡田以蔵は岩田剛典、土方歳三は松山ケンイチ!【新動画、ビジュアルあり】
2025年8月25日 05:00

映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント